第十八回 没有杞人忧天的反抗(18-6)
先のためね。んー、なかなかいい考えだと思うわ」    「気休めだがな」    钢先は苦笑する。    九天も、感心して言った。    「いえ、大したものですよ。それに、旅立った当初からbべて、天魁星があなたに驯染んでいるのが分かります。魔星たちがあなたに敬意を払うようになっていますね」    「そうかい。相変わらず、腕力も何も出ないがね」    そして倒れている呉文荣に近付き、    「おい、起きろ。お前にはいろいろ讯きたいことがある」    と小突いた。    「う……」    呻きながら目を覚ました呉文荣は、缚られた身をよじりながら钢先をにらむ。    「またも魔星を夺ったな。返せ、贺钢先!」    「もうここにはいない。それより、お前はどうして魔星を集めている。何が目的だ」    「言えば、解くか」    「解かないが、言わないとこうだ」    钢先は匕首を抜いて呉文荣の首筋に当てる。呉文荣は苦笑し、低い声で言った。    「魔星を取り込んで、强くなる。それだけだ」